品質向上への取り組み


品質方針

システムエグゼグループでは、「お客様に信頼される会社を目指す」という企業理念に基づき、高品質の製品およびサービスを提供することを使命とし、品質向上を目的とした体制構築に努めています。
高品質、高付加価値な“EXE品質”を確立することで、お客様満足度および企業価値の向上を目指します。


品質保証の考え方

システムエグゼグループが考えるプロジェクトの品質保証に必要な役割と関係性は以下になります。

①SQA(品質保証担当)
ソフトウェアの適切な品質を保証するためにプロジェクトで使用されるプロセスと手順を監視する
②PM/PMO(プロジェクト管理)
プロジェクトの運営、品質、納期等に責任を持ち、円滑に推進させる役割を果たす
③SEPG(品質改善担当)
品質・業務効率面における目標達成を目的とし、組織のプロセスの企画・構築・改善を担当する

当社では各開発本部に「品質保証責任者」を定め、SQA(品質保証担当)およびSEPG(品質改善担当)の役割を担うこととしています。
品質保証責任者は各本部の品質管理業務を適正かつ円滑に進めるとともに、プロジェクトの各工程におけるレビューや他本部の活動状況の評価(相互チェック)も行います。


ExecTORAによる品質管理

ExecTORA(エグゼクトラ)は、プロジェクト品質を管理・改善しながら活動をしていく上での基本的な考え方やガイドラインをまとめた当社独自の開発標準体系です。
ExecTORAは以下の5段階に分かれています。

①品質保証体系
プロジェクト企画段階から出荷までの流れを提示する
②プロジェクトガイドライン
プロジェクトの進め方や品質指標をガイドラインで定義する
③局面レビュー
各工程で品質保証責任者がレビューを実施する
④相互チェック
本部横断で活動状況を評価する
⑤定着度チェック/品質指標検証
プロジェクト品質向上委員会が活動の定着度や品質指標をチェック・検証し、改善に繋げる

●開発標準体系「ExecTORA」全体イメージ


品質推進体制

システムエグゼグループでは、組織的に品質管理を行うため、各開発本部の品質保証責任者およびSI事業の管掌役員・執行役員、重要プロジェクト統括室担当者によって品質推進体制を構築しています。

またExecTORAの実効性を高めるため、半期ごとに本部間で取り組み状況の相互チェックを実施し、その結果は経営会議に報告されます。