商用データベース

高い信頼性、可用性、安定性が求められるシステムには、Oracle Database、Microsoft SQL Serverといった商用データベースが採用されるケースが多く存在します。
可用性構成を組む事でより安定したデータベース環境を構築することが可能となります。

Oracle Database 可用性構成

  • マルチマスタレプリケーション

    レプリケーション機能

    レプリケーション機能
    ▼

    どちらのテーブルを参照しても、同一内容を参照可能

  • Oracle Data Guard

    非同期データレプリケーション

    非同期データレプリケーション
    ▼

    Redoログを伝搬しデータ同期を実現

  • 商用クラスタソフト

    共有ディスクにデータを格納

    共有ディスクにデータを格納
    ▼

    システムの障害を監視し、障害発生時に引継ぎをするHA構成を実現

  • Oracle Real Application Clusters

    Oracle Databaseのクラスタリング機能

    Oracle Databaseのクラスタリング機能
    ▼

    負荷分散と高可用性構成を実現

SQL Server 可用性構成

  • トランザクションレプリケーション(標準機能)

    非同期データレプリケーション

    レプリケーション機能
    ▼

    標準機能のレプリケーション機能を利用して可用性構成を実現

  • ログ配布レプリケーション(標準機能)

    非同期データレプリケーション

    非同期データレプリケーション
    ▼

    トランザクションログを伝搬しデータ同期を実現

  • 商用クラスタソフト

    共有ディスクにデータを格納

    共有ディスクにデータを格納
    ▼

    システムの障害を監視し、障害発生時に引継ぎをするHA構成を実現

  • AlwaysON

    可用性グループ

    Oracle Databaseのクラスタリング機能

オープンソースデータベース

オープンソースデータベースが日々進化し、基本機能や性能などが商用データベースと遜色なくなってきたことで敷居が下がり、商用データベースより低コストなオープンソースデータベースが採用されるケースが増えてきています。
可用性構成の導入することでオープンソースデータベースでも高い信頼性、可用性、安定性を維持することが可能となります。

MySQL 可用性構成

  • レプリケーション(標準機能)

    非同期データレプリケーション

    レプリケーション(標準機能)
    ▼

    バイナリログを伝搬しデータ同期を実現

  • MySQL InnoDB Cluster

    マルチマスタ構成も可能なレプリケーション拡張機能

    MySQL InnoDB Cluster
    ▼

    「MySQL Group Replication」、「MySQL Router」、「MySQL Shell」の3製品で構成されたHA構成

  • 商用クラスタソフト

    共有ディスクにデータを格納

    共有ディスクにデータを格納
    ▼

    システムの障害を監視し、障害発生時に引継ぎをするHA構成を実現

  • MySQL Cluster

    シェアードナッシング型高性能クラスタ

    シェアードナッシング型高性能クラスタ
    ▼

    必要なデータがどのデータノードに存在するかはSQLノードが自動的に判断してくれるため、アプリケーションは意識することなくアクセス可能

MariaDB 高可用性構成

  • レプリケーション(標準機能)

    非同期データレプリケーション

    レプリケーション(標準機能)
    ▼

    バイナリログを伝搬しデータ同期を実現

  • 商用クラスタソフト

    共有ディスクにデータを格納

    共有ディスクにデータを格納
    ▼

    システムの障害を監視し、障害発生時に引継ぎをするHA構成を実現

PostgreSQL 可用性構成

  • レプリケーション(標準機能)

    非同期データレプリケーション

    非同期データレプリケーション
    ▼

    WALを伝搬しデータ同期を実現

  • Pacemaker+Corosync+DRBD

    フリーツールを使用したHA構成

    フリーツールを使用したHA構成
    ▼

    オープンソースソフトウェアで死活監視とデータ複製を実現

  • 商用クラスタソフト

    共有ディスクにデータを格納

    共有ディスクにデータを格納
    ▼

    システムの障害を監視し、障害発生時に引継ぎをするHA構成を実現

  • pgpoolⅡ+レプリケーション

    クラスタ構成+処理分散

    クラスタ構成+処理分散
    ▼

    PgPoolⅡで参照処理の自動負荷分散を実現

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データベース選定ポイント

Oracle Database 安定性を求められるOLTPシステム
  • POS

SQL Server

大量のデータ登録・更新が発生し、複雑な検索・結合が必要なDWHシステム
  • CRM
  • データ分析

MySQL/MariaDB

セッション数が多く、1回あたりの処理量が少ない単純性と効率性に特化したOLTPシステム
  • オンラインショッピング
  • ゲーム
Postgres セッション数が多く、類似した処理を繰り返すことが多いOLTPシステム
  • 口コミサイト
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コスト比較

ライセンス・年間保守費用

 

ライセンス費用

年間保守費用

Enterprise Edition

Standard Edition

Oracle
Database
¥7,362,500/コア ¥2,712,500/CPU
※Standard Edition 2
EE ¥1,619,750/コア
SE2 ¥596,750/CPU
※Update License & Support
※調整率で毎年8%の値上げ
SQL Server ¥2,268,450/2コアパック
(USD$15,123)

※SQL Server 2022
※1$=150円換算
※推定小売価格
コア単位: ¥591,750/2コアパック(USD$3,945)
サーバ単位: ¥148,350/サーバ(USD$989)
CAL(クライアントアクセスライセンス): ¥34,500(USD$230)

※SQL Server 2022
※1$=150円換算
※推定小売価格
Update License(SA)
※ライセンス費用の25%
※必須ではない
MySQL
  • 4ソケット以下

    ¥829,250/サーバ

  • 5ソケット以上

    ¥1,658,500/サーバ

※年単位のライセンス
  • 4ソケット以下

    ¥331,700/サーバ

  • 5ソケット以上

    ¥663,400/サーバ

※年単位のライセンス
※ライセンス費用に含まれる
Postgre SQL

¥800,000/サーバ

SRA OSS社サポート価格
  レベル:シルバー/プレミアム
  対応時間:24時間365日

※2024年11月時点での税抜価格


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