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システムはどう作られるのか?システム知識が無くても分かる開発工程とその特徴

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システムはどう作られるのか?システム知識が無くても分かる開発工程とその特徴

システムがどのように作られているのか知っていますか?
現代では私たちの日常生活や仕事など、どこにおいてもシステムは無くてはならない存在となっています。
ただ一方で、システム自体が物理的な形を持っているわけではないので、どのような工程を経てどのくらいの期間で作られているのかなどイメージしにくいでしょう。
本記事では、システムやITの知識がほとんどない方でも分かるように、システム開発の流れを解説します。
世の中のシステムがどのようなフローで作られているのか知りたい方や、今後仕事でシステムに携わる方、未経験でIT業界へ入った方など、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

1. システムの構成について

システム開発とは?

まず、システム開発とは、特定の目的を達成するために、コンピュータシステムやソフトウェアを設計、開発、テスト、運用、保守する一連の過程と定義されています。

これだけだとイメージしにくいため、まずはシステムがどのような構成で動いているのかご紹介します。

システムの構成

システムは大きく分けてシステムインフラとアプリケーションで構成されています。

システムインフラは、ソフトウェアを稼働させるための役割でハードウェアや設備のことを指します。
ハードウェアの例として身近なものでは、PCなどが該当します。
システムにおけるインフラは、サーバ、ストレージ、ネットワーク等も当てはまります。
対して、アプリケーションは、直接ユーザーが操作し、具体的な機能を提供する役割を持つソフトウェアのことを指します。
身近なものでスマホアプリやオンラインショップのサイトなどが該当します。

2. 開発工程はどのようなものがあるのか?

システム開発の工程は、大きく6段階に分かれています。
ここからは、工程ごとにどのような目的があり、どのようなことを行うのかを順番にご紹介します。

システム開発工程の流れ

  1. 要件定義
    目的: システムが提供すべき機能や性能、制約条件を明確にする
    内容: お客様や利用者からのヒアリング、要件の明確化
    成果物: 要件定義書

  2. 設計
    目的: 要件定義を基にシステムの具体的な仕様を決定
    内容:
     基本設計: 全体的なシステム構造、インタフェースの設計
     詳細設計: 各モジュールや機能の詳細な仕様の設計
    成果物: 基本設計書/詳細設計書

  3. 実装
    目的: 設計書に基づいてコードを開発
    内容: プログラムのコーディング、単体テスト
    成果物: ソースコード

  4. テスト
    目的: システムが仕様通りに動作することを確認
    内容:
     単体テスト: 個々のプログラムの動作確認
     結合テスト: モジュール間の連携動作確認
     総合テスト: システム全体の動作テスト
     ユーザー受け入れテスト: 実際の利用者による検証
    成果物: テスト結果報告書

  5. リリース
    目的: 開発したシステムを本番環境に配備し、利用を開始
    内容: システムのインストール、データ移行、最終確認
    成果物: 手順書

  6. 保守・運用
    目的: システムの安定稼働と必要な変更に対応
    内容: 障害対応、バージョンアップ、性能改善
    成果物: 運用報告書

6つのシステム開発工程についてご紹介しましたが、中でも要件定義はシステム開発の初期段階で行われることから、今後のプロジェクトの成功率を大きく向上させるために重要な工程です。
ユーザーのニーズを正確に把握できず、仕様が曖昧なまま進めてしまうことで、設計や実装で手戻りが多発し、コストや期間が大幅に増加してしまうため、時間をかけて要件定義の段階で正確に把握することが重要です。

3. スケジュール管理とその重要性

システム開発におけるスケジュール管理も、プロジェクトを予定通り進めるための重要なプロセスです。
工程と同様に順番にどういう管理が必要なのかご紹介します。

スケジュール管理の流れ

  1. プロジェクト計画
    目的: 目標を明確にし、全体のタスクを洗い出す
    内容:
     要件定義を元にタスクの洗い出し
     各タスクの依存関係の把握
     マイルストーンの設定

  2. タイムライン作成
    目的: プロジェクトの各工程にかかる時間を見積もる
    内容:
     各タスクに必要な時間を見積もり
     ガントチャートの作成
     リソース(人員・設備)の割り当て

  3. 進捗管理
    目的: 予定されたスケジュール通りに進行しているかを確認
    内容:
     定期的な進捗報告会
     タスク完了率の確認
     スケジュールの更新

  4. リスク管理
    目的: 予期せぬ遅延の原因を特定し対策を講じる
    内容:
     リスクの洗い出しと影響度の評価
     リスク発生時の対策策定
     予備日やバッファの設定

  5. 調整・修正
    目的: スケジュールの遅延を最小限にし、必要に応じて計画を修正
    内容:
     タスクの優先順位付けの見直し
     リソースの再配分
     スケジュールの再計画

システム開発におけるスケジュール管理は、プロジェクトの成功に不可欠です。
進捗を正確に可視化することで、工程ごとに予定通りに進んでいるかを確認でき、遅れや問題発生時にも素早く対応できます。
また、開発を行うベンダーとユーザー企業との信頼を築く上でも重要です。
ベンダーは進捗状況をユーザー企業へ都度報告し、安心感のある対応ができれば、今後の取引拡大にもつながるでしょう。

4. おわりに

本記事では、システム開発工程の特徴とスケジュール管理の重要性についてご説明しました。
世の中にはさまざまなシステムがあり、今では身近になっているものでもたくさんの工程を経て私たちが利用できる状態なります。

その中では、現実的ではないスケジュールが組まれ遅延が多発したり、十分なテストが行われずリリース後に重大なバグが発生したりするケースもまだ多くあります。

システムエグゼでは、開発プロジェクトの運営方法としてプロジェクト管理を5つの重要管理項目に分け進めており、お客様の求める品質をクリアしてきた実績がございます。

システム開発をご検討されるようでしたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

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