CASE STUDY
BIの導入でリアルタイムな経営状況の”見える化”が実現
MotionBoardの導入
- サービス:
- 課題・ニーズ:
- 社名
- 株式会社システムエグゼ
- 事業内容
- システムインテグレーション事業
- 従業員数
- 500~999人
導入前の課題
- 経営状況(受注や売上状況)がタイムリーに把握できていなかった。
- 経営状況のレポートが組織別に作られており、顧客ごとの状況が分かりづらかった。
- レポートの作成や修正は情報システム部門に依頼しなくてはならなかった。
導入効果
- 受注管理システムと連動したレポートにより、リアルタイムに状況把握ができるようになった。
- 組織別や顧客別など、複数の観点で用途に応じたレポートを出力できるようになった。
- MotionBoardはユーザー部門でもカスタマイズできるため、最小限の工数でスピーディーなレポート作成が可能になった。
事例内容
当社の受注や売上状況を管理している経営企画部門では、以下のような課題がありました。
- 経営状況を把握するためのレポートを月単位で作成していたが、月中での最新状況が見えづらいなど、タイムリーな経営状況の把握に課題があった。
- これまでは主に組織別の予実レポートを作成していたが、複数部署がかかわる顧客も増加しており、さらに個社ごとの売上規模も拡大しているため、顧客別の状況を把握する必要が出てきた。
- レポートの作成・修正は情報システム部門に依頼する必要があり、時間や手間がかかっていた。
また、リアルタイムでレポートを作成できるシステムは、情報システム部に依頼した上で開発を進める必要があり、費用や工数がかかるため実現には至らなかった。
課題・要望をクリアするため、周辺システムとも簡単にデータ連携でき、直感的にレポート作成ができるMotionBoardを導入しました。
構築後の効果
MotionBoardの導入により、以下の効果が得られました。
- これまで月次でしか出せなかったレポートがリアルタイムで作成できるようになり、いつでも最新状況を把握できるようになった。さらに、これまでは3カ月先までを中心としたレポートになっていたが、3カ月以上先の状況も見通せるようになった。
- 顧客カットのレポートを作成することで複数部署がかかわる顧客の売上状況も即座に確認が可能になった。また、受注が確定した情報だけでなく、見込み情報も確度別に表示しているため、営業状況も把握できるようになった。
これにより、全社的に注力すべき領域の見える化・フォローアップがしやすくなった。 - ユーザー部門側でも比較的自由にカスタマイズできるため、情報システム部のリソース状況に依存することなく、迅速なレポート作成が可能になった。
その結果、経営状況の把握における課題解決スピードが飛躍的に向上した。
今後の展望
今後は、MotionBoardの機能をさらに活かした以下のような拡張をしたいと考えています。
- グラフィカルで直観的に分かりやすいレポートの作成
- 時系列分析を元にした需要予測や、トレンド分析の追加
システム構成
受注管理システムのデータをMotionBoardに連携し、ダッシュボード上でリアルタイムに経営状況を配信。
